2023年5月25日、長野県中野市で発生した散弾銃立てこもり事件。
26日の早朝に、中野市の市議会議長・青木正道さんの息子である、青木政憲容疑者(31歳)が逮捕されました。
この事件では女性2名と、警官2名が亡くなっています。
青木容疑者はどんな人物なのか・経歴や職業など、情報をまとめたいと思います。
この記事は、
・青木政憲の経歴、職業
・青木政憲は元自衛隊なのか?
・周囲の知人からの印象
などについてまとめています。
青木政憲の経歴を調査
本名 : 青木政憲(あおき まさのり)
年齢 : 31歳
出身地 : 長野県中野市
父親 : 青木正道(中野市議会議長)
果樹園を経営
青木容疑者の経歴を調べたところ、「マサノリ園」という果樹園を経営していることがわかりました。
この果樹園は、13代続いている農園で、政憲容疑者の父親である青木正道さんが経営していたのを継いだものです。
父親の正道さんは長野県中野市の市議会議長で、実家は同市でも有名な果実の名家だそう。
ブドウ、リンゴ、プラム、モモ、シャインマスカットなど生産しています。
ふるさと納税の返礼品にもなっていたようです。
現在、「マサノリ園」のサイトはパスワード公開式になっていて、見ることが出来ない状態です。
ジェラート店を経営
また、果樹園直営のジェラートショップを経営していたことが判明しました。
お店の名前は「Gelateria Frutti(ジェラテリア フルッティ)」。
どうやらこちらのお店も家族で経営していたようです。
お店のHPには、以下のような案内文が。
当店のジェラートはシャインマスカットなど長野県中野市のマサノリ園が栽培する完熟果実を主に用いて作っています。
ミルクを使わない独自のレシピで果実そのままの味わいを楽しめるジェラートを中心にラインアップしているのが特長です。当店のジェラートは全て自家製造。イタリア製のジェラートマシンを導入し、丁寧に作っています。
Gelateria Fruttiブログ
ネットでの口コミもよく、
果樹園が営む、超濃厚絶品ジェラート!
全ての素材が長野県中野市のものを使っているそうで、とてもこだわりが感じられます。
シャインマスカット、桃、りんご、濃厚ミルクをオーダー!フレッシュで美味しかった♪
行列ができるほどの人気店だったようです。
お店の写真もいくつか入手しました。
「元自衛隊」は誤報!猟友会に登録あり
一時、ネット上で青木政憲容疑者は元自衛隊と噂になっていました。
しかし、自衛隊だったのは弟である次男のことで、この情報は誤報でした。
銃を用いての犯行だったので、連想されたのかもしれません。
使用された猟銃に関しては、政憲容疑者は県の「北信猟友会」に登録しており、長野県公安委員会から猟銃や空気銃の所持の許可を受けていたようです。
地元の「中野市猟友会」には入っていなかったため、猟友会が行うことになっている有害鳥獣の駆除活動には参加していなかったとみられています。
周囲の知人からの印象は?
政憲容疑者は周囲からどのように見られていたのでしょう?
複数のインタビュー回答をまとめました。
・容疑者と中学校時代の同級生だという女性
「中学の時はクラスが一緒になったことはなく、交流はありませんでしたが、確か野球部で、おとなしい印象しかありません。勉強はできたと思いますが、卒業後は同窓会もないので進路も知らず、ジェラート屋をやってたのもニュースで知りました。」
・現場近くに住む60代の男性
「議長の家を訪ねた際に息子と話したが、普通に接してもらったし、家族の仲も悪いようには感じなかった。息子は父親と一緒に果樹農家をしていたと聞いている」
・政憲容疑者の父親の知人男性
「おとなしかった。話しかければ返事はするがそれ以外は話さない様子だった」
「父親(正道さん)は以前『息子を家業に入れて仕事をさせようと思う』という趣旨の話をしていた。農業がうまくいっていると思っていたので、事件のことを知って驚いた」
これらの内容を見ると、ほとんどの人物が政憲容疑者に対して”おとなしい”という印象を受けていたことがわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
青木政憲容疑者が起こした事件は世間を驚愕させました。
亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りします。
最後までお読み頂きありがとうございました。